2024年1月24日 地産地消率は99%以上の農校ランチ人気 ちっちゃなレストラン
琴浦町の農家レストラン「ちっちゃなレストラン」は地元農業高校の生徒が考案した地場産食材をふんだんに使ったランチメニューを商品化し、話題を呼んでいます。1月15日から1月30日までの期間限定の販売で、これまで生徒の保護者や家族連れなど約20人(1月23日時点)が注文し、リピーターも訪れるなど人気です。
昨年12月の県内農業高校4校(鳥取湖陵高校、智頭農林高校、倉吉農業高校、日野高校)が、アイディア料理を披露する「農業高校対抗料理コンクール」の出品料理です。使用する食材は、県内産米粉、白バラ牛乳、県産牛肉など地場産農畜産物を活用するなど、ランチに使用した食材の地産地消率は99%以上で、審査員を務めた同レストランの高力郁子代表が、生徒が作成したレシピをもとに商品化しました。 “農校ランチ”として、1000円(税込)で提供。県東部地方の郷土料理で、ネギを使用した炊き込みご飯「ねぶかめし」、県産牛や白バラ牛乳などを使用した「ハンバーグシチュー」、米粉を団子にした「米粉団子汁」、米粉ビスケットを使用した「大山ヨーグルトケーキ」の4品をワンプレートにしました。1日5人程度限定で、それ以上は予約に応じて対応します。
レシピには生徒の一生懸命さが伝わってきたと話す高力さんは「生徒をはじめ生産者などの思いを詰め込んだ愛情いっぱいのランチに仕上がった。今後はお弁当販売のメニューにも取り入れたい」と意気込みます。