2023年5月29日   ラッキョウの収穫体験ツアー受け入れに協力　第一次産業観光利活用推進協議会

　ＪＡグループ鳥取や県、農協観光などで組織する第一次産業観光利活用推進協議会は５月２７日、鳥取市福部町で全国農協観光協会が主催する体験ツアーの受け入れに協力しました。コロナ後の観光ニーズの高まりで県内第一次産業の体験型旅行企画などを通じて農畜産物の魅力を発信し、ファン獲得につなげます。

大阪からのツアー客１０人が５月１９日に出荷を迎えた「鳥取砂丘らっきょう・ふくべ砂丘らっきょう」の収穫やラッキョウ漬けを体験し、生産者の思いや食べ方をなどに触れました。生産者の山根健さん（６２）のラッキョウ畑１８㌃で収穫体験。山根さんは「楽しく農業を体験してもらうことで産地のＰＲにつながる」と期待を込めました。福部らっきょう漬け方講師の会の加武田恵子さんらの指導で「かんたん漬け」も体験。大阪府箕面市から参加した女性は「見学だけでなく体験できるツアーに参加でき、楽しい。一人で気兼ねなく参加できるのも魅力的」と話しました。

 

　　　

かんたん漬けを体験する参加者