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2023年5月16日   2023年度鳥取県青果物出荷販売懇談会

 JA全農とっとりと鳥取県は5月15日、鳥取市で2023年度鳥取県青果物出荷販売懇談会を開きました。市場、JAグループ鳥取、県の関係者ら約100人が参加しました。

23年度産の生産概況を報告。例年に比べて気温の高い日が続き生育が前倒しとなっているが、全体的に順調に生育しています。主力の「鳥取すいか」は交配が前年より早く始まり、着果は良好で順調に生育。出荷のピークは6月中旬から下旬を予定しています。出荷計画1万4520㌧、販売金額約35億円を目指します。

梨「二十世紀」は前年より8日早く交配し霰霜害が懸念されたが摘果作業や袋掛けも進み、順調に生育。出荷計画は4810㌧、販売金額は22.3億円を計画しています。

今月18日に初出荷を予定するラッキョウは、肥大傾向で順調な生育。出荷計画2000㌧、販売金額12.4億円を目指します。

販売戦略は、新たに6月24日に大阪府門真市のアウトレットモールでスイカの販売促進会を実施。8月下旬頃に大阪駅の大型ビジョンで梨「二十世紀」のPR宣伝を1週間程度行う予定です。また、コロナ下で自粛していた量販店での試食宣伝会の機会を増やしていくなど産地のブランド化に取り組みます。

青果物取引指定卸売会社を代表し、大果大阪青果の酒井孝博専務が「産地を守り、生産基盤の維持につながるよう市場が一丸となって取り組みたい」と話しました。

JA全農とっとり県本部運営委員会の栗原隆政会長は「持続的な産地の維持に向け、農畜産物の高品質で安定した出荷に努め、市場でのブランド力の向上・消費宣伝・販売促進など、産地と市場の役割発揮をお願いしたい」と意気込みました。

平井伸治知事は「アフターコロナで生産体制を整え、新しい農業の形を作っていきたい」と抱負を述べました。

 

挨拶するJA全農とっとり県本部運営委員会の栗原会長

新しい農業の形について抱負を語る平井知事

 

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