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2023年3月6日   多様化する組合員ニーズに対応強化へ 県下営農指導事業実践発表会

 JAグループ鳥取は3月3日、倉吉市のJA研修所で県下営農指導事業実践発表会を開きました。県内JAの営農指導員6人が多様化する組合員ニーズに対応した営農指導の充実に向け取り組み事例を発表。審査の結果、JA鳥取西部弓浜営農センターの山形昌太朗さんが最優秀賞に輝きました。

発表者は、日頃の営農指導の取り組み成果を紹介しました。農作業の省力化に向けスマート農業梨指導会を実施し、生産者へロボット草刈り機の導入メリットの事例紹介や、児童らに特産「大山ブロッコリー」の生産から収穫・販売まで体験してもらい地元農業に関心をもってもらう“農育”を提案し、未来の担い手を育成する取り組みなどを発表しました。

山形さんは、特産「白ネギ」を栽培する生産者の農作業労力の負担軽減に向け「トンネルビニールはぐり機」など農作業器具の導入で、作付面積の増加につながった取り組みを報告しました。また、育苗や定植作業をJAが作業受託し、苗の販売枚数や定植枚数が年々増加していることや営農指導員の技術向上につながっている成果を発表しました。

 山形さんは岡山県で開かれる中国地区JA営農指導員交流集会に県代表として出場します。

その他の受賞は次の通り(かっこ内はJA名)。
 優秀賞=上原伸一(鳥取いなば)、森響輝(同)、山枡亘(JA鳥取中央)、安部陸也(同)、日置真大(鳥取西部)


                最優秀賞に輝いた山形さん

 

        

 

 

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