2023年2月28日   特産の砂丘ナガイモ「ねばりっこ」農業の体験型旅行の企画　第一次産業観光利活用推進協議会

　ＪＡグループ鳥取や県、農協観光などで組織する第一次産業観光利活用推進協議会は２月２７日、琴浦町と北栄町で第２回実行委員会・研修会を開きました。新たな県内農業の体験型旅行企画による誘客や県内農畜産物のブランド化などを目指します。

体験型旅行企画や旅行商品の素材提供を通じ、県内第一次産業の魅力発信や農畜産物のブランド力の向上を目指す同協議会は、全国農協観光協会のモニターを受け入れました。出荷最盛期を迎える特産の砂丘ナガイモ「ねばりっこ」の収穫体験やねばりっこをふんだんに使用した地場産料理を試食し、栽培の歴史や生産者の思い、食べ方の提案を検討しました。

受け入れに協力したＪＡ鳥取中央長芋生産部の遠藤忠充部会長は「収穫体験を通じて産地を知ってもらえる機会としたい」と今後の取り組みに期待しました。
全国農協観光協会事業部の長瀬憲司担当部長は「大山を眺められ絶好のロケーションで生産者に教わりながら安心して収穫体験ができ、大変魅力を感じた」と評価しました。
同協議会の検討を踏まえ、農協観光は２０２３年度以降の商品化を目指します。

　　　　　　　　　　「ねばりっこ」の収穫を指導する遠藤部会長（２７日、鳥取県北英町で）