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2022年6月14日   現役の客室乗務員「鳥取砂丘らっきょう」の根葉切り作業や、ラッキョウ漬け体験

 現役の客室乗務員2人が6月7日、鳥取市で特産「鳥取砂丘らっきょう」の根葉切り作業に挑戦した。JAグループ鳥取も協力し、地域農業の新たな魅力発信や、農業ファンの拡大につなげる。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、飛行機の便数が減少。航空会社では客室乗務員が地方に移住し、副業・兼業制度を導入。鳥取県では、移住先の確保や就労先を支援する。

 作業を体験した手島安里沙さん(29)と宇賀神真紀子さん(26)は、今年3月から県内に移住。客室乗務員として勤務する傍ら、休日に山陰各地を自らの目線で取材。地元テレビ局が発信するWEBマガジンのライターとして山陰の魅力をPRする。

 手島さんは「初めて出荷作業を体験した。鳥取の農業を多くの人に知って欲しい」と話した。宇賀神さんは「フライトで上空を通過する時は産地をPRしたい」と話した。

 作業の受け入れに協力した、ラッキョウ生産者で福部らっきょう漬け方講師の会の香川佐江子会長は「農業の素晴らしさを見て感じ、全国に発信して欲しい」と期待を込めた。

 宇賀神さんは、4日に鳥取市の地場産プラザ「わったいな」で行われた「砂丘らっきょう漬け教室」にも参加し、ラッキョウの魅力を存分に味わった。

農業の魅力を発信する手島さんと宇賀神さん(6月7日、鳥取市で)

農業の魅力を発信する手島さんと宇賀神さん(6月7日、鳥取市で)

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