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2022年6月3日   ラッキョウの収穫体験ツアー受け入れに協力

 JAグループ鳥取や県、森林組合、漁協などで組織する第一次産業観光利活用推進協議会は5月29日、鳥取市で全国農協観光協会が主催する体験ツアーの受け入れに協力した。農作業体験などを通じて産地の魅力を発信し、農業ファンの拡大や消費拡大につなげる。
大阪を中心に関西や東京から参加したツアー19人は地理的表示(GI)保護制度に登録された「鳥取砂丘らっきょう・ふくべ砂丘らっきょう」の収穫体験やラッキョウ漬け体験を通じ、出荷最盛期を迎えるラッキョウの魅力や収穫作業などに関心を寄せた。

 大阪から参加した江淳子さんと娘のなつみさんは「ラッキョウの収穫体験は初めて。昨年のツアーが中止となり、楽しみにしていた。砂の中で実が出来ているとは知らなかった」と話した。
受け入れに協力した生産者の山根健は「ツアー客の生の声が聞けて、より生産意欲が高まった。期待に応えられるよう生産振興に励みたい」と意気込んだ。

 同協議会では新型コロナウイルス感染症予防対策を踏まえた、農業体験ツアーなどの受け入れ協力やプランの提案に取り組む。

ラッキョウの根葉切りを教える山根さん(中)とツアー客

ラッキョウの根葉切りを教える山根さん(中)とツアー客

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