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2022年1月13日   農業高校対抗料理コンクールを商品化 鳥取県琴浦町にある農家レストラン「ちっちゃなレストラン」

 鳥取県琴浦町にある農家レストラン「ちっちゃなレストラン」は、県内4つの農業高校の生徒が地元の食材を活用して作成したテイクアウト弁当を商品化し、JA女性会や生産者などから話題を呼んでいる。1月5日から11日までに約200個の予約注文があった。

 昨年12月にJA鳥取県中央会と県農業農協教育研究協議会が開いた、第26回農業高校対抗料理コンクールの出品作品のレシピにアレンジを加え、同レストランの高力郁子代表が商品化した。食材は、県内で特産化を進める青パパイアや県ブランド米「星空舞」や県産豚肉、椎茸などを使用することが条件となっている。高力代表は、倉吉農業高校から青パパイア20kgを直接仕入れるなど素材にこだわった。

 今月までの期間限定とし、12日までグランプリを受賞した倉吉農業高校の「星取県の魅力いただき!!弁当」を1000円(税抜)で販売。13日から18日は鳥取湖陵高校、19日から23日は日野高校、24日から29日は智頭農林高校の作品提供を予定する。

 11日にお弁当を注文した男性は「お得に食べることが出来た。メニュー化して欲しい」と期待した。高力代表は「当初、1日5食の販売を想定していた。反響の大きさに驚いている。地元高校生の作品を多くの方に知ってもらえたうれしい」と話した。

青パパイアを使用したオリジナル弁当を商品化した高力代表

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