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2021年12月21日   倉吉農業高校がグランプリ 農業高校対抗料理コンクール

 JA鳥取県中央会と県農業農協教育研究協議会は12月15日、鳥取市の地場産プラザ「わったいな」に隣接する「とりっこ広場」で、第26回農業高校対抗料理コンクールを開き、3年ぶりに倉吉農業高校「星取県の魅力いただき!!弁当」がグランプリに輝いた。

 県内4つの農業高校(鳥取湖陵高校、智頭農林高校、倉吉農業高校、日野高校)から4人が出場した。地元の食材をふんだんに使用し、食材の良さを生かしたアイディア料理や見た目などを競った。今年のテーマは昨年に引き続き「コロナ禍でのオリジナルテイクアウト弁当」。食材は、県内で特産化を進める青パパイアを使用した。その他、県ブランド米「星空舞」や県産豚肉、椎茸などを使用。青パパイアは倉吉農業高校や日野高校が栽培したものを食材提供し、各高校が調理した。
 優勝した倉吉農業高校3年の田中知也さん(18)は「青パパイアの素材の持ち味を引き出せる調理方法を研究し、どうやってメインの食材を引き立てられるか試行錯誤した。練習通り、結果が残せれてうれしい」と話した。

 審査委員長は郷土料理研究家の阿部一郎さん、審査員には、ちっちゃなレストランの高力郁子代表やJA全農とっとりの尾崎博章県本部長らが務めた。グランプリ作品は、青パパイアに多く含まれる酵素を利用し、豚肉のタンパク質を分解させ肉を柔らかく仕上げた点などが評価された。コンクールの出品料理は、来年1月上旬から琴浦町のちっちゃなレストランで提供される。

青パパイアを使用したオリジナル弁当に挑戦する生徒

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