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2021年3月4日   JAとっとり女性協議会 魅力ある活動へ

 JAとっとり女性協議会は、1955年に発足。今日まで、県内JA女性組織相互の連携強化や農村女性の地位向上を目的に、JAをよりどころとして様々な活動に取り組む。

 同協議会の会員は、90年には約17300人が所属していたが、2020年5月1日現在、5845人で前年比約5%減少しており、年々減少の一途を辿る。各JA女性会支部の統合などで活動の参画会員の固定化や活動のマンネリ化などで今後、組織力の低下も懸念される。

 魅力ある活動に向け、同協議会は仲間づくり運動要領を設定。今年度は特に、子育てを終えた世代を対象とした女性会活動のお試し参加を設定し、未加入者への加入促進に力を入れる。また、同協議会の内部組織「フレッシュミズべっぴん部会」は、今年度新たに、インターネット交流サイト(SNS)のインスタグラムを開設し、情報発信やフォロワー獲得を目指す。

 また、組織の活性化には、事務局を担うJA職員のファシリテーション能力の向上が不可欠。JA鳥取県中央会はJA青壮年部・女性会の事務局合同の研修会を20年10月から計5回のカリキュラムで開催。事務局の会員ニーズを引き出す能力を養い、組織活性化の一役を担う人材育成の支援を強化し、事務局担当者に組織のサポート役としての位置づけを再認識してもらう。

 20年12月、WEBで同協議会リーダー研修会を開き、国連で採択された持続可能な地域社会を目指す「SDGs(エスディージーズ)」の取り組みを進めていくことを確認。県内女性会の統一行動「米ひと握り運動」や地域や消費者との交流など、地域に根差した活動を通じて、SDGsの達成に貢献していく。

 同協議会の廣戸妙子会長は「時代の変化に対応し、女性の視点で地域を輝かせ、そして自らも輝いていくためにも、永続的に活動できる基盤作りを目指す」と意気込む。

インスタグラム「JAとっとり フレッシュミズ」はこちら
https://www.instagram.com/tottori.furemizu/

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