2020年10月26日 JAグループ鳥取JAトップセミナー
JA鳥取県中央会は10月20日、JAグループ鳥取JAトップセミナーを開いた。新型コロナ禍での新たな生活様式など、時代の変化に対応したJAの役割を再認識し、自己改革の更なる前進に向け意識を高めた。
県内外の9会場をWEB接続し、初めてリモート開催を実施。JAや連合会などから役職員、約80人が出席した。同中央会の栗原隆政会長は「今後も組合員や地域に必要とされる続けるため、JA役職員がJAの存在意義を共有することが重要」とあいさつ。
京都大学大学院人間・環境学研究科の柴山桂太准教授が「コロナ恐慌を乗り越えるために」と題して講演した。グローバル経済が変調を来していく中で、地方の文化・伝統の価値の再発見や、営利を目的としない協同組合の精神が再評価されつつあると説明。地域農業をリードするJAグループの役割は今後ますます高まってくるとし、JA自己改革の取り組みを後押しした。