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2018年12月21日   鳥取県農業再生協議会 31年産米の生産数量目標について決定

 鳥取県農業再生協議会は12月18日、鳥取市で平成30年度鳥取県農業再生協議会総会を開いた。31年産米の生産指標となる生産数量目標について決定した。

 県全体の数量目安は、6万3200トン(30年実績)〜6万7577トンとした。面積換算値は1万2293ヘクタール〜1万3148ヘクタール。

 31年産では、10月にデビューした県産米の新品種「星空舞(ほしぞらまい)」の生産や契約栽培の拡大などを通じ、生産者、JA・行政など関係機関が一体となりブランド化を図る。また、主食用米と飼料用米等の非主食用米のバランスを考慮して調整する等の付帯決議も行った。

 31年産の生産目標は、国の需要見通しに加え、民間在庫量、県産米のシェア(0.88%)をベースに、近年の需要実績を考慮し試算した本県産の需要量と、各JAが販売計画に基づき作成した生産数量のいずれか多い数量を基本とし、30年産実績も加味し、幅広に設定した。

 農水省は、米の消費が大きく減っている実態を踏まえ、31年産の主食用米の適正生産量を前年度比9万〜最大17万トン減の718万〜726万トンに決めた。

 総会では、水田農業や農地・担い手に関することで、30年産米の需給調整の取組状況や人・農地問題解決に向けた集落の話し合いの状況について報告があった。「人・農地プラン」の実質的強化に向け、行政やJA等と一体となって取り組む事等の意見があった。

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