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2016年7月6日   JA鳥取県人権・同和問題対策推進本部からのお知らせ 第4回「ハンセン病について」

第4回「ハンセン病について」

 

 ハンセン病は有史以来、忌み嫌われてきました。日本においても、「日本書紀」にハンセン病の記録が残されているなど、古い時代から罹病患者がいた事がわかります。またハンセン病は、明治時代に「らい予防に関する件」「らい予防法」が制定されて以来、平成8年に「らい予防法」が廃止されるまで、隔離政策が続けられました。

 現代ではハンセン病は治療法が確立され、完治する病気となっています。しかし、長年にわたる隔離政策等による偏見等が未だ強く、長年施設に隔離されたため、完治していても社会復帰が難しく、療養施設での生活を続けている方たちが多くいるのも現状です。

 ハンセン病のような長年の歴史、偏見等による差別はまだ世の中にあると思います。それらの差別解消のためには、正しい知識、理解が必要であり、それぞれが差別を生まないために何ができるかを考えることが重要です。

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