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2023年8月26日   大学生らラッキョウ植え付けボランティア JAグループ鳥取農業労働力支援協議会と鳥取県

 JAグループ鳥取農業労働力支援協議会と県は8月25日、鳥取市福部町で特産「鳥取・ふくべ砂丘らっきょう」の植え付けボランティアを実施しました。地元大学生と県の職員が参加し、ラッキョウの植え付け作業を支援。学生など若い労働力で担い手の高齢化や労働力不足で悩む産地を応援します。

 産地では、7月下旬から9月上旬にかけてラッキョウの植え付けを行います。当日は、生産者の香川恵さん(73)の7㌃の圃場で、鳥取環境大学の学生9人と県の職員8人がラッキョウの種球を一つ一つ、手作業で植え付けました。参加した同大学環境学部3年のヘルモソ鶴実サラさん(21)は「日中、暑い中での作業は大変。夏休みを利用して参加したが、授業の隙間時間を活用して農作業アルバイトもしてみたい」と意欲をみせました。県統計課の高田美玖さん(22)は「産地を知ることが出来た。今後も援農ボランティアに参加したい」と話しました。

 参加者は実労働時間や担い手の平均年齢など香川さんに活発に質問し、香川さんは「ボランティアを通じて若い人が農業に関心や興味を持ち、担い手となってくれれば」と期待を込めました。

 同協議会は1日農業アプリ「daywork(デイワーク)」などを活用し、農業労働力の確保や農業の多様な働き方を提案しています。

ラッキョウの植え付け作業を支援する参加者(25日、鳥取市で)

 

 

 

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