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2023年8月19日   谷公一防災担当相が台風7号による県内の被災地を視察しました

 谷公一防災担当相は8月19日、台風7号による県内被災地域を視察しました。平井伸治県知事や地元選出の与党国会議員らが同行し、速やかな災害復旧に向けた財政支援などについて意見を交わしました。県自治体代表者会議と県地方分権推進連盟は谷防災担当相に災害復旧に係る緊急要望書を手渡しました。

谷防災担当相は、鳥取市佐治町と八頭町福地の道路の崩落現場など被災地を訪問。農道への土砂の流入や法面の崩壊など道路が寸断され、圃場に行くことが困難となっている現場を視察しました。県は8月18日夜、孤立集落は解消したが、水稲の収穫期を迎えるまでに農業用水路の復旧や農道の整備を急ぎたい考えを示しました。

八頭町福地で水稲を栽培する、生産者の安部寛さん(70)は、「水路の取水口に土砂が流入し、地元住民20人で土砂を撤去した。水路が崩壊している所は、パイプで代用し農業用水を確保している」と話しました。鳥取市佐治町では、農道に土砂が流入し、8月21日に出荷を迎える梨「二十世紀」の収穫後の運搬が困難なことから、県とJAグループ鳥取は、梨の収穫など援農支援を行います。

被害の全容は調査中とした上で、平井知事は「土木・水道・農地・農業用施設などの災害復旧を円滑に行うため、「机上査定」などの柔軟な運用や十分な財政支援をお願いしたい」と伝え、谷防災担当相は「持続的・効率的に災害復旧が出来るよう最大限サポートしたい」と応じました。

被災地を視察する谷防災担当相(右から2番目)と平井知事(右)ら(8月19日、八頭町で)

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