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2023年8月18日   梨「二十世紀」査定会 JA全農とっとり 

 JA全農とっとりは8月17日、北栄町の大栄農村環境改善センターで露地栽培の特産梨「二十世紀」の査定会を開きました。糖度・玉太りともに申し分なく、着色もきれいな仕上がりを確認し、初出荷を8月21日に決めました。
 生産者、市場9社、行政、JA関係者が参加した査定会には、東郷をはじめ県内8選果場より160果が持ち込まれ、平均糖度11.2、重量は426.9㌘で糖度は高く、大玉の仕上がりを確認しました。春先の温暖な気候で平年より開花が早く、交配後の気温も高く推移したことで、初期肥大が進みました。梅雨明け以降は、高温・干ばつの影響が懸念されましたが順調に生育しました。全農とっとりによれば、台風で梨の落下被害が確認されたが、限定的とのことです。
倉吉市で栽培する門脇広行さん(58)は「青々としたみずみずしい梨に仕上がり、糖度ものっている。多くの方に味わって欲しい」と話しました。

 今年度の栽培面積は、183.9㌶(前年実績比14.5㌶減)で、出荷量2566㌧(同比711㌧減)、販売額11億61百万円(同3億18百万円減)を計画しています。全農とっとりは8月22日に大阪、26日に東京の市場で販売セレモニーを開く予定です。8月下旬より関西の量販店を中心に試食販売などを強化し、有利販売につなげます。

 

糖度・玉太りともに申し分ない仕上がりを確認しました

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