2023年8月10日   第１回ＪＡグループ鳥取「食パラダイス鳥取県みらい宣言」（記者会見）　を開催しました

　ＪＡグループ鳥取は８月９日、鳥取市の鳥取県ＪＡ会館で第１回のＪＡグループ鳥取「食パラダイス鳥取県みらい宣言」を開きました。食料安全保障の重要性やＪＡグループが進める持続可能な農業生産・経営基盤の維持に向けた取り組みを報道機関に向けて情報発信しました。

　ケーブルテレビ局や新聞社など計８社から１３人が参加した記者会見では、ＪＡグループ鳥取を代表してＪＡ鳥取県中央会の栗原隆政会長が「県民に向けた情報発信を通じ、食料安全保障の理解醸成や国消国産運動の行動変容につなげたい」と話しました。

　ＪＡ鳥取県中央会の栗原会長とＪＡ全農とっとりの尾崎博章県本部長が会見し、栗原会長は食料・農業・農村基本法の見直しが進む中、再生産に配慮した適正な価格形成実現の重要性を訴えました。さらに、９月よりＪＡグループで導入する農業労働力支援で進める副業制度や１０月から始まる国消国産キャンペーンなどを発信しました。

　尾崎本部長は「鳥取すいか」をはじめ、ブロッコリーなど青果物の販売実績を報告しました。「鳥取すいか」が過去最高の単価となったことや、これから出荷を迎える梨「二十世紀」の生育状況などを説明し産地をＰＲしました。次回は１０月１３日に現地視察を含めた記者会見を予定しています。

第１回ＪＡグループ鳥取「食パラダイス鳥取県みらい宣言」を行う栗原会長