JA子どもフェスタ
JAグループ鳥取は13日、湯梨浜町で第61回わかば作文・図画コンクールとJA共済連鳥取県小・中学生第69回書道・第48回交通安全ポスターコンクールの表彰式を開き、受賞者に表彰状と記念品を贈呈しました。児童・生徒に農業の楽しさや農業の楽しさや交通安全などへの関心を高め、社会貢献活動に繋げていきます。

主催者を代表しJA鳥取県中央会の栗原隆政会長は「どの作品も素晴らしく、農業への関心の高さなどが伝わってくる。今後も食料・農業に関する情報発信を続けていきたい」と話しました。

受賞者を代表し、作文の部で最優秀賞の鳥取県知事賞に輝いた米子市立湊山中学校2年の菅澤瑶絵さんが「お米が好きだから」と題して堂々と発表しました。

コンクールの最優秀賞・特別賞は次のとおり。
◇わかば作文・図画コンクール最優秀賞(鳥取県知事賞)▷作文の部=菅澤瑶絵(米子市立湊山中2年)▷図画の部=恩田航輔(南部町立西伯小2年)
◇JA共済連鳥取県小・中学生第69回書道・第48回交通安全ポスターコンクール特別賞(鳥取県知事賞)▷書道・半紙の部=山本紗也梛(鳥取市立用瀬小5年)▷書道・条幅の部=細田結月(米子市立尚徳中2年)▷ 交通安全ポスターの部=福田歩葉(倉吉市立上灘小3年)
JAグループ鳥取 理事・監事研修会
JAグループ鳥取は12日、倉吉市で「JAグループ鳥取理事・監事研修会」を開きました。各JA・連合会の役員や理事・監事など約80人が参加し、理事・監事の役割について講演を通して再確認しました。
日本協同組合連携機構(JCA)の小林元常務理事とJAグリーン近江の徳永有治常務理事が登壇しました。小林常務理事は「JAを取り巻く環境における理事・監事が果たす役割について」と題して講演しました。JA経営やJA組織基盤の現状や課題をはじめ、今後はJAの人づくりが重要だと説明し、その中でもJA職員のエンゲージメントを向上させることが人材育成のキーワードであると話しました。
徳永常務理事は「グリーンウェイに基づいたJA経営の実践」と題して講演し、コンプライアンスの遵守だけでなく、倫理や道徳などの普遍的価値観を根幹とするエシックス経営の紹介やJA職員の人材育成の方法や実際に行っている事例について紹介しました。

JA鳥取県中央会の栗原隆政会長は「農業・JAを取り巻く環境が厳しくなっている中、理事・監事の役割も重要性を増している。研修を通して意識を高め、各組織で役割を発揮してほしい」と期待しました。

JAとっとり女性協議会・JA鳥取県青壮年連盟との意見交換会
JA鳥取県中央会は9日、倉吉市で4回目となるJAとっとり女性協議会・JA鳥取県青壮年連盟との意見交換会を行いました。中央会の栗原会長、谷垣専務、JA鳥取女性協議会の白根会長、JA鳥取県青壮年連盟の前田委員長ら15名が参加しました。中央会やJAグループへの要望について意見を交わしました。

意見交換会ではまずJA鳥取県中央会が農業情勢やJA経営をめぐる情勢を説明しました。その後、女性会、青壮年連盟が要望事項を説明しました。女性会は県内の食のフェスタを1本化してはどうか、女性会活動存続のためにも職員指導に継続して取り組むことの2項目を要望しました。青壮年連盟は生産者の負担を減らすための生産部等の統合の有無、JAの各事業に特化した人材の育成についての2項目を要望しました。JA鳥取県中央会の役員らが各要望に対して現状や今後の展開について説明しました。

JA鳥取県中央会の栗原隆政会長は「両組織の活動をより良くするためには、実際の声を聴くことが重要。今回いただいた職員に関する要望は、全国的にも大きな課題である。要望してもらった内容をJA運営に反映させることができるように取り組む」と話しました。

米の理解情勢にかかる広報資材について
令和6年産米価の上昇以降、JAグループへの誤った批判的報道が散見されることなどから、米の価格形成のありかたやJAグループが米の安定供給に果たしている役割等の理解醸成をはかる広報資材が作成されました。
流通経済研究所の折笠俊輔氏、JAグループサポーターの林修先生を起用し、米流通に関する客観的な立場からの解説、JAグループの取り組みを後押しするメッセージなどが掲載されています。
下記から閲覧可能となっておりますので、ぜひご覧ください。
鳥取県知事との農政懇談会
JAグループ鳥取は21日、鳥取市で平井伸治県知事との農政談会を開きました。各総合・専門JAと連合会、青年・女性組織の代表者ら3 1人が参加し、農業構造転換集中対策の具体化に向けたJAグループの重点事項などについて国や県に強く要望しました。
JA鳥取県中央会の栗原隆政会長は「JAグループ鳥取各組織からの農業施策の要望、各現場の実情を認識していただき、来年度の予算編成に向けて審議をお願いしたい」と話しました。

国に対しては、農業構造転換集中対策の具体化などに向けた別枠予算の確保と増額、人件費や資材価格高騰を踏まえ「重点支援地方交付金」などを活用した生産者・消費者への支援など全7項目を要請しました。
県に対しては共同利用施設の再編合理化の支援、県食肉センターの施設や体制の支援、夏場の高温に関する生産現場課題に対する取組支援など全8項目を求めました。
平井県知事は「JAと協力し、連携を取りながらバックアップしていきたい」と応えまし
た。
協同組合の源流を学ぶ視察研修
JAグループ鳥取などで組織する鳥取県協同組合連絡協議会は11月11日・12日の両日、「協同組合の源流を学ぶ視察研修」を行った。JAグループ鳥取、県生協、ワーカーズコープ、JCA(日本協同組合連携機構)の役職員ら16人が参加。2025国際協同組合年にあたり、協同組合のあり方などについて改めて理解を深めました。
参加者は、千葉県の大原幽学遺跡史跡公園・記念館、東京都の賀川豊彦記念・松沢資料館、神奈川県の二宮尊徳記念館などを訪れ、当時の資料や著書、遺品などを視察。協同組合の源流をたどることで、なぜ今人々が助け合う協同組合が必要とされているかなどについて考えを深めました。
同協議会の栗原隆政会長は「今回の視察は先人の取り組みについて新たに学ぶべきことが多くあった。今後も協同組合間連携を一層強化し、継続して取り組みを進めていきたい」と地域社会への貢献に意欲をみせまし
た。
第30回農業高校対抗料理コンクール
JA鳥取県中央会と県農業・農協教育研究協議会は5日、鳥取市の地場産プラザわったいなに隣接する「とりっこ広場」で第30回農業高校対抗料理コンクールを開き、審査の結果、鳥取湖陵高校が2年連続のグランプリに輝きました。
県内4校(鳥取湖陵高校、智頭農林高校、倉吉農業高校、日野高校)から各4人が出場し、生徒が考案したレシピの調理を競いました。課題メニューは、「地元野菜のクリスマスパーティーメニュー」。県産肉、ブロッコリー、ねばりっこなどの県産農畜産物を使用し、90分間の調理時間で各チームが声を掛け合いながら、おいしく、見た目のよいオリジナルメニューを完成させました。

審査委員長はホテルモナーク鳥取の阿部康弘料理長が、審査委員はJAとっとり女性協議会の白根早苗会長、JA鳥取県青壮年連盟の前田佳寛委員長、鳥取湖陵高校の山本美和校長、JA鳥取県中央会の谷垣重彦専務が務めました。阿部料理長は「どの高校もチームワークや盛り付けが素晴らしかった」と講評しました。

グランプリに輝いた鳥取湖陵高校2年の稲垣瑠菜さんは「連覇することができ、うれしい。今回はクリスマスがテーマだったので、色どりや見た目が賑やかになるよう工夫した。県内にはたくさんのおいしい食材がある。今後も料理するときには選びたい」と話しました。
結果は以下のとおり
▽グランプリ=鳥取湖陵高校
▽アイディア賞=智頭農林高校
▽チームワーク賞=倉吉農業高校
▽わったいな賞=日野高校
JAグループ鳥取 第10回トップ広報
JAグループ鳥取は18日、JA鳥取西部直売所「ふれあい村アスパル」で第10回JAグループ鳥取トップ広報「食パラダイス鳥取県みらい宣言」を開きました。JAグループ鳥取の役職員、報道機関などから約20人が参加したほか、直売所来店者が足を止め、説明を聞く姿も見られました。
JA鳥取県中央会の栗原隆政会長が農畜産物の適正価格の実現などに向け、農政情報、米や畜産をめぐる情勢、国消国産運動などについて情報発信しました。また、「食パラダイス鳥取県」との連携や、地域住民との対話活動の一環で取り組んでいる生産者・消費者インタビューの内容についても紹介しました。農産物を生産するうえでの楽しみや苦労、行政に対して要望すること、消費者にも価格転嫁について理解してもらえていることなど現場の実態を発信しました。
栗原会長は「食料システム法の制定などにより、国民の食に対する関心が高まり、適正価格についてさらに理解されることを期待している。そのために今後もトップ広報を通じた情報発信を積極的に行っていく」と話しまし た。
栗原会長 生産者消費者インタビュー
JA鳥取県中央会の栗原隆政会長は5日、生産者・消費者インタビューを行いました。
生産者インタビューではJA鳥取西部人参部会の高瀬元気部会長に農家の喜びや苦労、消費者インタビューでは同JA直売所の「ふれあい村アスパル」で消費者に適正価格への理解、生産者への感謝の気持ちなどについて尋ねました。10月2日に行った生産者インタビューの内容と併せ、18日のトップ広報で情報発信します。
高瀬部会長は「食料システム法の制定は、国民が食の意識を変える良い機会になると思う。人参だけでなく、地元のものを食べてもらい、品質の良さを実感してほしい」と話しました。
消費者は「価格転嫁は農家が持続的に農業を行うために必要。直売所では新鮮なものが売られており、安心して買い物をすることができる」と適正価格について理解を示しました。
栗原会長は「生産者消費者お互いが納得できる価格設定が必要。消費者に理解していただくためにも、情報発信を継続する」と話しまし た。
協同組合まつりを開催しました
JA、生協、漁協、森林組合、中国労金、ワーカーズコープで組織する鳥取県協同組合連絡協議会は11日、湯梨浜町の東郷湖羽合臨海公園ハワイ夢広場で「2025協同組合まつり」を開きました。県内協同組合の産品を通じて協同組合の社会的役割や価値に対する認知度向上が目的で、県内外から3千人が来場し、大いに盛り上がりました。
会場ではステージイベントや県産農産物の試食・販売、フェアプライスをテーマとした情報発信や新米を使った星空舞を使用したおにぎり教室が開かれたほか、県産農畜産物や大山乳業農協の商品が当たる抽選会が行われました。また、CO・OP商品が購入できるブース、防災体験や健康相談なども行われました。 星空舞を試食した鳥取市の中尾純子さん、翼沙くんは「お米が柔らかくておいしい」と笑顔で頬張りました。


