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2021年5月21日   鳥取市立日進小学校 バケツ稲づくり 小学校で「国消国産」の総合的学習を実施

 鳥取市立日進小学校の5年生36人は5月18日、鳥取市でJAグループがすすめる「みんなのよい食プロジェクト」のバケツ稲づくりに初めて挑戦した。総合的な学習授業の一環で、地域農業への関心を高める。JA鳥取いなばが同授業をサポートした。

 同校から「栽培方法を教えて欲しい」とJA鳥取県中央会に相談が寄せられたことがきっかけで、同JA営農指導センターの平木正道副センター長が出前授業を行った。種まきを行い、稲の成長過程と栽培管理について説明。次代を担う児童に米の消費拡大や農業への理解醸成につなげる。

 同校の本田紀子担当教諭は「バケツ稲づくりセットを無償提供してもらい、稲づくり体験の機会が得られた。農業に触れる機会の少ない子どもたちが、農業の専門家であるJA営農指導員の説明に惹きつけられるとともに、自然との触れ合いでいきいきと活動していた」と話した。作業を体験した松岡舞姫さんは「バケツより大きい田んぼで米作りを行う農業のすごさを実感した。稲穂が実るのが楽しみ」と答えた。

 JAグループ鳥取は、県内小中学校における「国消国産」運動で、総合的学習時間などを活用した地域農業に関する学習機会の確保に積極的に取り組んでいる。

米作りに触れる児童(18日、鳥取市で)

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