ホーム > 新着情報 > 教育文化・トップセミナー開催

2019年4月17日   教育文化・トップセミナー開催

 JAグループ鳥取は4月5日、湯梨浜町で「2019年度教育文化・トップセミナー」を開いた。JAや連合会などから役職員、約300人が出席。組合員や地域に必要とされるJAをめざし、組合員とJAの連携を密にした取り組みや教育文化活動の重要性を再認識し、協同組合の理念や役割等について意識を高めた。

 研修は、京都大学学術情報メディアセンターの石田正昭研究員が「JA自己改革から切り拓く新たな協同」と題して講演。協同組合は新たな段階を迎えたとして、「生協や漁協等の地域の協同組合組織と連携することで、協同組合の価値や役割はさらに強くなる」と協同組合間連携の必要性を訴えた。

 次に、家の光講師で農協問題研究者の板野光雄氏は「正念場を迎えたJAと教育文化活動の重要性」と題して講演。若い世代・地域住民・女性のJA事業の利用や参加を促すために、教育文化活動を積極的に展開することの重要性を説いた。

 同会の栗原隆政副会長は「10年後の鳥取県農業を見据えてJAが地域になくてはならない存在となるために、教育文化活動を通じてJA自己改革の取り組みを振り返るきっかけとしたい」と述べた。
 東京大学大学院の鈴木宣弘教授は「地域の食と暮らしを守るJAの役割」と題して講演した。


京都大学学術情報メディアセンターの石田正昭研究員

«新着情報 一覧へ

このページの上へ