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2025年7月4日   鳥取県農業再生協議会令和7年度第1回総会を開催しました

 鳥取県農業再生協議会は2日、鳥取市で令和7年度第1回鳥取県農業再生協議会総会を開きました。令和6年度の経営所得安定対策の実施状況や令和7年度の作付見込み、水田収益力強化ビジョンなどについて報告されました。

 令和6年度の経営所得安定対策の実施状況として、支払件数は前年と比べ338件減の3113件でしたが、支払合計額は前年と比べ1億7000万円増の23億5000万円でした。25年度の本県主食用米作付面積は全国的な米不足、米価上昇等の影響により、前年から471㌶増の11974㌶、うち県ブランド米「星空舞」は前年から53㌶増の1539㌶の作付が見込まれます。

 水田の不作付地が増加する懸念もあることから、水田収益力強化ビジョンに基づき、きめ細やかな取り組みを支援していくことも確認しました。水田営農の収益力強化のためには担い手の育成・支援等の推進とともに、地域の特徴を活かした特産作物の作付推進の継続的な取り組みが重要であると報告されました。

 また、規模の大小に関わらず、米の作付増に意欲的な農家を支援するため、7000万円の県予算で「令和の米増産緊急支援事業」も進めていくことを確認しました。

 同協議会の栗原隆政会長は「本県の米作付面積は増加見込みであるが、協議会で設定した目標には届いていない。安心・安全に米栽培ができる環境整備や対策が必要である」と話しました。

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